青いバラの素敵な花言葉

青いバラは世界で初めて青い色素を持ったバラとして、2004年の6月に発表されました。世界初の青いバラは日本のサントリーフラワーズと、オーストラリアのフロリン社の共同開発によって、遺伝子の組み換えでできたバラです。

バラには青色の色素はなく、どんなに品種改良を行っても青いバラを作るのは不可能だと考えられていました。そこで青い色素を作るのに必要な酵素を持つパンジーの遺伝子を使うことにより、14年という長い歳月をかけて「夢のバラ」と言われていた青いバラが誕生したわけです。

青いバラの花言葉は「神の祝福」「奇跡」「夢が叶う」ですが、英語でブルーローズは「不可能」の代名詞と言われていました。青いバラの開発に成功したサントリー株式会社は、2005年に「ORLDTECNNOLOGY AWARD」のバイオテクノロジー部門で、トップ候補5社の1つに選定されています。

青いバラは大阪で開催された「世界バラ会議2006」で公開されましたが、海のような青というよりも紫に近い青のバラだったそうです。それでも神秘的で多くの人達の注目を集めました。

遺伝子組み換えの青いバラは、花粉の安全性などが確立されていませんし、遺伝子組み換え生物の扱いに関する国際的な取り決めがされているため、隔離された温室でしか栽培できません。

ただ、青いバラに対する研究は、現在の日本でも盛んに行われています。少し前の2002年には岐阜県で「ブルーヘブン」という青いバラも発表されてきました。一般的な交配によって品種改良されたもので、「最も青に近い」と言われており、銀色に近い薄い水色をしています。

この「ブルーヘブン」という青いバラは、中部国際空港の開港式典でも飾られ、「セントレア・スカイローズ」とも呼ばれています。現在では「ブルーライト、ブルーリバー、ブルーボーイ」などのより青に近いバラも作られています。